XF90mmF2が超ヤバい。
あっ、XF90mmF2というのはカメラのレンズのことです。
先日購入して、いろいろ撮影してみたのですがヤバすぎて震えています…。(ツイートでも何度でも震えた)
とりあえず…
ハンパねぇな!!!!!!!!!!!https://t.co/FeKm7nj1EH pic.twitter.com/mc4Qvee5dR
— りっくん|瞬間男子 (@rikkunblog) September 17, 2019
新しいレンズで写真撮ってるんですが、ヤバすぎてヤバすぎて震えてる(西野カナ風に)
夜も撮りまくるぞ( ˘ω˘ ) pic.twitter.com/Udkt4thhnI
— りっくん|瞬間男子 (@rikkunblog) September 17, 2019
この記事ではXF90mmF2で撮った写真をおみせして、良いところと気になる点についてお話します。
X-T10とXF90mmF2で撮影した写真







たまらんくないですか????
もうね、ファインダー覗くだけで「あっ、これやべぇ」って思うわけです。マジで震える。
もちろん中望遠なので、被写体とは距離を多めにとる必要がありますが、慣れれば問題なし。
距離をとれない場所だと、こんな感じでドアップになるので室内は向いてないのかもしれない。

実際に撮った写真をおみせしたので、ここからは個人的に「良いな」と思う点について紹介するぜ!
XF90mmF2の良いところ4選

抽象的かもしれませんがこんな感じ。
まずボケ感がとても柔らかい。

女性の奥にある光や葉がやさしくボケているんですよね。
最近でこそ、スマホで撮った写真もボケてくれますが、あれはなんか無理やりぼかしてる感があるじゃないですか。
ピントをあわせた部分以外を上から半透明にしてボケているようにみせてるみたいな。
このレンズはそんなこともなく、自然にかつ幻想的に光を捉えてくれます。
んでね、ボケ感だけでなく解像度もハンパねぇ。

ただ背景をぼかしているだけでなく、被写体をくっきり写してくれている。
遠くから撮ったとしても、自然と被写体に目がいくようになるんですよね。ほんと素晴らしい。富士フィルムすげぇよ。
そして個人的に、こんなに解像度が良いのにフォーカスが速いことに驚きました。
押したら爆速で合う。
といっても、フォーカスの速度に関しては人それぞれの体感値があると思うのでここまでに。
レンズ自体がかっこいいのは、言うまでもないですね。
見た目が渋い。持ち出すだけでテンション上がる。
XF90mmF2の注意点「ブレやすい」

こればかりは中望遠レンズなので仕方ありませんが、結構ぶれやすいです。
たとえるなら、弓道で狙いをぎりぎりまで定めているときのブレぐらい。弓道やったことないけど。
レンズ自体に手ブレ補正がないので、自分の腕で抑えるしかありません。
シャッタースピードを上げて、冷静に1枚ずつ撮ればブレることはないので問題ありませんでした。
【補足】「親指af」を使えばブレがあまり気にならなくなる
XF90mmF2はどうしてもブレやすいので、集中力をかなり使います。
そんなちょっとしたストレスを軽減するのが「親指af」です。
親指afについては「親指AFでピント合わせが超ラクになる!一眼レフ設定とシーン別の使い方を解説」が参考になると思います。
かんたんにいうと「親指でフォーカスをあわせて、シャッターボタンで撮るだけ、に出来るよ」ってやつ。
ふつうの写真撮影は、
- シャッターボタン半押しでフォーカスをあわせる
- 押し込んで撮る
だと思うんです。
ですが、親指afを使うとこんな感じになります。
- 親指でフォーカスをあわせる
- シャッターボタンを押し込み撮影
「えっ、一緒じゃん?」と思いましたよね。
明確に違う点がありまして、それは
【親指afはフォーカスを固定できる】
ふつうに撮っていたら1枚ずつピントをあわせる必要がありますが、親指afなら再度押すまでピントが変わりません。
つまり、同じショットで連続で撮影できて、ブレとかに気をつかう必要が減ります。
ぼくが使っているX-T10で「親指af」を設定するには、前面にあるレバーを「M」にあわせるだけ。

フォーカス(ピント)をあわせるときは、右上にあるボタン「AF-L」に押します。


このボタンを押すたびにフォーカスをあわせてくれます。押すまではフォーカスの位置は変わりません。
「どういうときに役立つのか?」も軽く説明しておきますね。
同じシチュエーションで何枚も撮りたいときありますよね。
そんなときに1枚1枚フォーカスをあわせるのめんどうじゃないですか…。非効率だし。
特に、XF90F2はブレやすいし、フォーカスが繊細なので、1枚1枚やっていたらスピード感がありません。
そういうときに親指afを使えばサクサク撮れるってことですよ。
伝わったかわからないけど、使えば便利さがわかると思う!
XF90mmF2は明るいレンズなので、NDフィルターがあると便利

外で撮影したら気付くのですが、このレンズ、めちゃくちゃ光を拾ってくれます。
すると「ISO最低でシャッタースピードも最大なのにまだ白飛びする…」ってこともふつうにあるんですよね。
F値はまぁ小さくしたいじゃないですか?ボケさせたいとき多いし。
そういうときにあると便利なのが「NDフィルター」
レンズに入る光の量を減らしてくれる便利な物です。
ぼくが使っているのはこちら。
回せば光の量を調節できるのでオススメです。
「外が撮ることが多い!」という方は持っておいて損はないですよ〜!
ケースもついてるので助かりますね。
とりあえず最高なのでこれから愛用していきます

サクッと紹介するつもりが2,300字ぐらい書いてしまった…。
正直、安いレンズではありませんがコスパは良いと思います。
だってクオリティが高いからね。
「良い感じに撮りたい!クセが強くてもいいから!」という方はぜひ買ってみてくださいな。