「簡単に覚えられる暗記方法を知りたい」という受験生向けの記事です。
本記事では、「記憶の仕組み」と「具体的な暗記方法」を3つ紹介しています。
実際にぼくが使っていた暗記方法で、1年で偏差値を40から70まで上げることができたので参考になるはず。
最後まで読めば「暗記方法」を探し求めることがなくなるはずです。
では、さっそく結論を貼っておきますね。
受験生に覚えてほしい「暗記方法」3パターン。
①目を閉じて脳内で整理
②定期的に復習をする
③人に教えるよくやりがちな「書く」だけじゃ記憶には残りづらい。
勉強した知識を「自分の言葉」にして話すと一発で覚えられます😇
受験勉強は短期記憶から長期記憶に移していくイメージで攻略可能。
— りっくん|瞬間男子 (@rikkunblog) November 7, 2019
追記:実際にこの記事と同じ方法で世界史全国1位をとった方がいました。
ほぼ同じやり方で世界史全国1位取れたんで万人に通じるやり方
まずはこの基本の暗記パターンを身につけて、+α自分なりの工夫で暗記系は制覇できる
もちろん、暗記じゃなくても使える効率的なやり方
(りっくんさんのツイートわかりやすすぎ) https://t.co/sHJSAv59O3
— おそと@取材する大学生 (@osoto0408) November 7, 2019
【結論】受験勉強で使ってほしい暗記方法
繰り返しですが、結論は下記のとおり。
【前提】情報を脳に記憶させる仕組みを理解しよう
脳に情報を刻み込むには「復習」が必要です。
脳は無限に情報が入るわけではないので、必要な情報とそうじゃないものをわけています。
つまり、1度しか受け取っていない情報は「これいらねぇ」と捨てられてしまうんですよね。
具体的にいうと、親友の名前はわかるけど、一度だけ会ったひとの名前は覚えていないみたいな。
脳はポンコツなので、覚えてもらうには何度も教えてあげる必要があるんです。
そのために使うのが「復習」
復習といっても、定期的に思い出すだけでOK。
覚えておきたいことをメモをしておき、夜に見返して「こんなのあったな」と思い出すだけでも記憶に定着しやすくなります。
記憶の仕組みを理解できたでしょうか?
①「目を閉じて脳内で整理」
歴史上の言葉でどうしても覚えにくいものがあったとします。
そこで、ためしてみてほしいのが「目を閉じて脳内で再現」
具体的にステップを解説すると下記のとおり。
単語だったら脳内のなかで書けるか試す。意味を理解しているか自分に問う。
脳内再現でおぼえておくと、試験中も思い出すときに同じ方法を使うだけで大丈夫です。
なぜ覚えられるかというと、「情報を忘れそうなときに脳内で必死に思い出す」からですね。自然と復習になるのです。
人間の記憶はとても弱く、単語をみた10秒後に書くことも難しいこともしばしば。
そんな脳の「弱点」を逆手にとっているから効果があるのです。
実際にぼくがやっていた暗記方法を「脳内再現」だけです。
受験生のときに覚えるためのノートは書きませんでした。
②「定期的に復習をする」
ふだんは脳内再現で暗記をし、あとはスケジュールを組むだけです。
ぼくがやっていたのは「復習スケジュール」を作っていました。
4時 | 起床 |
---|---|
4時半〜7時 | メインの勉強 |
8時〜16時 | 学校で勉強 |
17〜20時 | 家でご飯の時間まで勉強 |
20〜21時 | ご飯+お風呂 |
21〜22時 | 復習 |
22時 | 就寝 |
具体的には「【受験生】ぼくの偏差値を70にした一日の勉強時間とスケジュール」にて解説しているので、ぜひご覧ください。
復習するタイミングを決めておくことで、忘れそうな知識を復活させられます。
③「人に教える」
勉強をしたら、次に「人に教える」ことをオススメします。
人間の暗記に関しては、有名な【ラーニングピラミッド】があるので、先にご覧ください。
このピラミッドは、行動別の「記憶の定着しやすさ」をまとめています。
最も記憶に残る行為が「人に教える」です。
知識を自分のなかに蓄えているだけじゃダメです。
人に教える、話すだけでもいいので、自分の言葉にする必要があります。
逆に、人に伝える習慣があれば暗記なんて簡単です。
人に教える機会がないならSNSアカウントを作ろう
「人に教えるといっても、教える相手がいない…」という方はSNSアカウントを作りましょう。
TwitterやInstagram、YouTubeで自分の知識を要約して発信するのです。
自分の言葉にするので知識がどんどん定着していきますし、受験生の仲間が見つかる可能性も高い。
ぼくが受験生なら間違いなく活用したと思います。
SNSで自分のことを書くのが嫌な方は、ぼくの「LINE@」で勉強したことを要約して送ってくださいな。
ただ「書く」だけで覚えることは不可能
「ひたすらノートにまとめる受験生」っていませんか? あなたのことだったらごめんなさい。
ぶっちゃけ、ノートにまとめるのは効率が悪いです。
だって、参考書や教科書にまとめてくれてるのに、なぜもう一度まとめるのでしょうか??
ハンバーグをぐちゃぐちゃにして、もう一度形を整えて焼きなおしているのと同じですよね。
むやみに書くぐらいなら、脳内再現して復習しているほうがずっと覚えられます。
「教科書だと読みづらい」というのなら、気付きを端っこに書き込んでいって「マイ教科書」を作ればいいだけの話です。
自分がやる必要がないことは避けよう。ノートを作って満足するな。
【補足】短期間で覚えること難しい
ここまで方法を解説してきましたが、正直「短期間で覚える」のは難しいです。
なぜなら、記憶に定着するまで時間がかかるからですね…。
短期間で身につけた知識で試験は解けるかもしれませんが、そのあとは覚えていない可能性が高い。
そうならないためにも、最低でも1年ぐらいかけて勉強することをおすすめします。
受験勉強は「コツコツ暗記」できるひとが勝ちます。間違いありません。
おわりに「自分にあった暗記方法を探そう」
「自分にあった暗記方法はないのか?」と思った受験生へ。
手法はこだわらなくていいですよ。
自分にあった方法ならどんなものでもOK。
この記事で解説したのは、ぼくが実際にやっていた暗記方法です。
使えそうだなと思ったら取り入れてみてください。語呂合わせが好きならそれでもいいでしょう。
受験勉強の目的は「合格」や「将来のため」です。
暗記方法にこだわるのは目的がずれているのでご注意くださいな。
では、あなたの受験勉強が上手くいきますように。
受験生に覚えてほしい「暗記方法」3パターン。
①目を閉じて脳内で整理
②定期的に復習をする
③人に教えるよくやりがちな「書く」だけじゃ記憶には残りづらい。
勉強した知識を「自分の言葉」にして話すと一発で覚えられます😇
受験勉強は短期記憶から長期記憶に移していくイメージで攻略可能。
— りっくん|瞬間男子 (@rikkunblog) November 7, 2019

スタディサプリは、効率的に勉強したい学生の悩みをすべて解決してくれるサービスです。
学校が必要ないと思わされるほど高品質な講座が4万本以上あります。
受験勉強で勝ちたいという方は使ってみてください