というお悩みを本記事で解決しましょう。
ぼくは高校3年生から1年間で偏差値70まで引き上げました。(校内偏差値は90超え)
これは偶然ではなくて、独学で毎日試行錯誤し、自分なりの【受験勉強のコツ】を見つけたからなんですよね。
いろいろ試した結果「受験勉強のやり方は3つだ」ということに落ち着きました。
その3つのやり方を本記事で紹介します。
先に結論を書いておきますね。続きが気になる方は読み進めてください。
前提条件「受験勉強にはコツがある」
まず、受験勉強にはコツがあるというお話をしておきましょう。
「受験勉強は才能だ」と思っているかもしれませんが、実際そうではありません。
受験勉強は「問題を解けるかどうか」を試されているものです。
問題には答えがありますし、ある程度のパターンがあります。
要はそのパターンを理解できているか、が受験勉強の本質なのです。
もちろんIQという観点では、どうやっても勝てない天才もいます。
ですか、受験勉強に必要なのはIQではありません。
「問題に対する正しい回答を書ける」ことができればいいんです。
「じゃあ、ひたすら参考書を読んで問題を解いてればいいの?」と思ったあなたは少し待ってください。
見出しにも書いたとおり、受験勉強にはコツがあります。
暗記系、単語系、計算系、それぞれの勉強法は少し違います。
実際にその勉強法を身につけたぼくは、受験生の頃はほとんどペンを握っていません。
なんなら、ノートを書いたりもしていませんでした。
なぜなら、ぼくにとって「書く」という行為が非効率だったからです。
「どういうこと?」と思いはじめたかもしれませんね。
本質的で効果的な受験勉強のやり方3選
このままだと意味が分かりづらいと思うので、サクッと解説していきますね。
やり方①「暗記系『数秒目を閉じる』」
受験勉強では「意味がほんとわからないけど、絶対覚えないといけない」という内容が多々あります。
そんなときに使ってほしい方法が「見てから数秒目を閉じる」というものです。
嫌でも覚えられる具体的なステップはこちらです。
たった3ステップ。
例えば、「墾田永年私財法」という言葉の意味がわからないけど覚えたいとしたら、とりあえずみる。そして目を閉じる。数秒してから脳内の暗闇で書けるか試す。
たったこれだけ。
ぶっちゃけこの方法が最強だと思ってて、ぼくは受験勉強のほとんどをこれで乗り越えました。
なぜ、この受験勉強が効果的なのか?
その理由は明確でして「情報が短期記憶から長期記憶に移り変わる」からです。
人間の脳は忘れやすく、情報を覚えてられるのはたった10秒近く。
そして、情報が脳から消えそうなとき、つまりは10秒近くたったときに、もう一度情報に触れさせてあげると忘れにくくなるのです。
「時間をあけて読むじゃダメなの?」と思ったかもしれませんが、読むのは受け身の行為なのでやめておきましょう。
意識的に思い出そうとする行為が記憶に定着させてくれるのです。
具体的な「3つの暗記方法」も解説しているので、あわせて読むとさらに理解できるはず。
やり方②「単語系『意味を理解する』」
英単語で例えるとわかりやすいでしょう。
「disappear」という単語を覚えるときに、①の「みて数秒目を閉じる」だけじゃ意味が頭に入ってきません。
文字列は覚えられるかもしれませんが、使えない情報だけが脳に溜まっていくだけです。
こういった意味を覚える必要があるときは、意識的に「意味を理解する」ようにしましょう。
意味を理解する方法は具体的に3つほどあります。
意味がわからないものがあったら、できるだけ調べてイメージを頭に植え付ける。
英単語をGoogleで検索するとイメージとなる画像がたくさんでてくるので、ぜひ活用してみてください。

やり方③「計算系『間違ったものを集中的に見直す』」
数学や物理など、計算が必要になるものですね。
受験勉強にやりがちなことが「正解した問題をみて満足する」
正解した問題をみて「成長したな」と確認することも大事ですが、それよりも注目すべきなのが【不正解だった問題】です。
間違っているのには何かしら理由があります。
式がそもそも違うのか、簡単な計算ミスなのか。
はっきりいって、間違った問題を見直さない受験生は伸びません。
問題を解いたら、不正解の問題を見直し、原因を見つけたら二度と間違えないようにしましょう。
計算系だけの話ではありませんが、解いた問題の見直しは必ずするようにしておきましょうね。
常に「なぜ?」という意識を持っておくといいですよ。
受験勉強は方法だけでなくスケジュール管理も大事
ここまで解説したのが、具体的な「受験勉強のやり方」
やり方さえマスターすれば、効果的に勉強できるのは間違いないのですが、やはりスケジュール管理も忘れてはいけません。
どの時間帯にどのような勉強をするのか、どの時間から休憩するのか。
受験勉強は長い戦いですからね。息切れしないように自己管理を怠らないようにしましょう。
ぼくが受験生だった頃のスケジュールはこんな感じでした。
4時 | 起床 |
---|---|
4時半〜7時 | メインの勉強 |
8時〜16時 | 学校で勉強 |
17〜20時 | 家でご飯の時間まで勉強 |
20〜21時 | ご飯+お風呂 |
21〜22時 | 復習 |
22時 | 就寝 |
4時に起きて、22時には寝る。めっちゃ健康的でしょう?
現実的な話ですが、結果をだすにはこのぐらい真剣にやらないといけません。特にぼくみたいな凡人は。
詳しいスケジュール管理は「【受験生】ぼくの偏差値を70にした一日の勉強時間とスケジュール」をあわせてどうぞ。
受験勉強は【RPGゲーム】だ
受験勉強はいわば「ダンジョン」
受験生は「主人公」で、ラスボスにあうまでに戦って経験値を積み重ねていく。
本記事で解説した勉強法は【武器】で、スケジュール管理は【セーブポイント】
そう考えるとどれも欠かせないものだとわかるでしょう。
ゲームには攻略法が必ずあります。
これは受験勉強でも同じ話です。
効果的な勉強法を身に着けて、健康的なスケジュールを組む。
そうすれば、受験勉強というRPGゲームを楽にクリアできるでしょう。
おわりに「受験勉強に潜むモンスターを賢く倒そう」
受験勉強というRPGゲームには様々なモンスターがいます。
あたりまえですが、最初は倒すのにめちゃくちゃ苦労するんですよね…。
ですが、淡々と勉強しているうちに「こんなことで躓いていたのか」と思うようになります。
そう思う日がいつくるかはわかりませんが、日々成長していれば必ずきます。
そういった日を目指して、毎日淡々と勉強していきましょう。
「勉強のやる気をあげる5つの方法」もあわせてチェックすることをオススメします。
では、本記事で紹介した勉強法をおさらいましょうか。
- 暗記系「数秒目を閉じる」
- 単語系「意味を理解する」
- 計算系「間違えた問題だけに集中する」

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