突然ですが、悩んでいますか?生きるのがつらいほど。
それなら、「嫌われる勇気」を持つことをオススメします。
僕自身、嫌われる勇気を持つようになってから、生きるのがかなり楽になりました。
今回は「嫌われる勇気」の持ち方を教えてくれるアドラー心理学の紹介です。
全ての悩みは「対人関係」の中にある
生きている中にある、辛いことはすべては対人関係の中にある。
勉強の話になると、自分自身の悩みだと思いますが、「合格」とかの基準があると、同じ受験者との「比較」が悩みのタネになりますよね。
対人関係の悩みを消す方法として、アドラー心理学ではこう書いています。

といいたくなるのもわかります。
でも、よく考えてください。生まれつき宇宙に自分一人でいたら、「孤独」なんて言葉は存在しないですよね。
宇宙で一人で生きるというのは、あくまで例えです。

という考えがアドラー心理学です。
人間はみんな、原因論ではなく目的論に基いて行動している


そういう理由で人を嫌うことはよくありますよね。
でも実はこういう状況で人間は
「あの人のことを嫌いになりたいから、そのための理由を探そう。」と深層心理で思っています。
人は何かしらの目的をもっていて、その目的を達成するために行動している。
人は「怒り」をねつ造する

怒った理由を「我慢できず」にするのが、原因論。
「目的論」の考えでは、相手に怒鳴り屈服させるために「怒り」という感情を引き出した、ということになります。
親が子供を叱っている状況での例をもう一つ。
叱っている最中に電話がかかってくる。顔を真っ赤にして怒っていたのに、電話になると声を切り替え、笑顔で通話をする。電話が終わるとすぐにまた怒りはじめる。
よくある状況ではないでしょうか。これは本当に親のエゴなんですよね。
「怒り」は相手を屈服させる手段でしかない
周りで怒っている方を見てみてください。それって本当に怒らないといけないような状況でしょうか?
人間は、相手を屈服させる「目的」を達成するために「怒り」という感情を作っている。
人類には、言葉という他の生物にはない便利なコミュニケーションツールを持っているのに、なぜ使わないのでしょう。
全てエゴなんですよ。
課題は分離しないと自分にも相手にも迷惑


それぞれの「やるべきこと」の分離。
勉強をしない子供に、親が「勉強しなさい」という状況ってよくありますよね。
これは親が子供の課題に介入していて、極端にいえば親は子供の邪魔をしています。
他人の課題に介入してはいけないし、自分の課題には誰にも触らせない。親子であろうとこの距離感は守らないといけません。
「課題」をしなかった場合、誰に責任があるのか考える
目の前にある課題が誰のものかわからない状況のお話。
「課題をしなかったとき、最終的に責任を引き受けるのはだれだ」
責任者が誰かを考えましょう。
他人の課題には手を出してはいけません。それが助けであっても。
ぼくも含め、みなさん他人の期待を満たすために生きていないですもんね?
叱ってはいけない、褒めてもいけない

再び親子で例えます。
- 子供が悪いことをして、親が怒る。
- 子供がテストで100点を取って、親が褒める。
どちらも当たり前のように見えますが、実は「縦の関係」が存在しています。わかりやすくいえば上下関係。
褒めるのは能力がある人がない人に言う言葉。
親子関係内に縦の関係があると、子供は親に「褒められるため」に、「叱られないように」行動する人間になります。承認欲求を求め、自分のためではなく他人のために行動する。
縦の関係ではなく、横の関係、つまり対等な関係を築くことが大切です。
人の価値は「行動」ではなく「存在」にある

ここで引用
あなたのお母さまが交通事故に遭われたとしましょう。意識不明の重体で、命さえ危ぶまれる状態だ。このとき、あなたはお母さまが「なにをしたか」など考えません。生きていただけで嬉しい、今日の命がつながってくれただけで嬉しい、と感じるはずです。
行動ではなく、存在に価値を見出そうということ。
他者が自分に何をしてくれるかではなく、自分が他者に何をできるかを考える



と思うことがある人は注意。
他者が自分になにかをしてくれるのは当たり前ではないし、自分が他者に何かするときに見返りを求めてもいけない。求めているのであれば、それはその人を手伝いたかったのではなく、見返りのために手伝ったということ。
この考えをもっていれば、見返りを求めず気持ちよく行動できます。
世界はシンプルであり、人生もまたシンプルである

この言葉から「嫌われる勇気」のストーリーが展開されます。
確かに世界は複雑でややこしい。人間関係がめんどくさかったり、目の前が真っ暗になることもある。
アドラー心理学では、そういった悩み全ては見方次第でシンプルになる。と考えます。それはまた人生も同じであると。
劣等感なども含め、それらはすべて「主観的」であり、自分次第。
まとめ
ずっと考えていた、ぼくの思想がアドラー心理学に近く、共感したのでこの記事を書きました。
- 世界はシンプルであり、人生もまたシンプルである
- 劣等感は「主観的な思い込み」
- 他者の期待を満たすために生きているのではない
ではっ!!!

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