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ゲーム依存症とは生活に悪影響を与える症状のこと
ゲーム依存症(ゲームいそんしょう)あるいはゲーム中毒(ゲームちゅうどく)と言われるもの。
ゲームに熱中しすぎて睡眠時間の減少や、疲労などにより生活面に悪影響をもたらす症状のこと。
症状は主に以下の5つ。
- 視力の低下
- 集中力の低下
- 睡眠障害
- 攻撃性
- 心の病


症状1. 視力が悪くなる
子供の目は柔らかく形がカンタンに変わってしまいます。
目の形が変わりやすい時期に、ゲームで目を酷使すると、急激な視力低下につながります。

症状2. 集中できなくなる
人がゲームに ハマる理由はずばり『すぐに結果がでるから』
クリアなどの快楽感によって、人はすぐに次の快楽を求めます。
その快楽を求める状態が『ゲーム依存症』です。
ゲーム依存症になると、徐々に生活で集中できなくなります。すぐに結果がでないから。

ゲーム依存性は人を勉強できない体に変えてしまいます。
症状3. ぐっすり眠れなくなる
ゲーム画面からでる光は『ブルーライト』といって、人間を興奮状態にする効果があります。
寝る前にゲームをしていたりすると、ブルーライトによって寝れなくなり、睡眠不足になります。
寝れても疲労感がなくなることがないので、負のループです。

ちなみにですが、睡眠不足はお酒に酔っている状態と同じ、というデータもあります。

睡眠不足になると
- 全然眠くない
- まだ疲れていない
と、体の状態に気付けなくなります。(恐ろしい)

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症状4. 攻撃的になる
依存性になると、感情の起伏か激しくなり、小さなことにイライラするようになります。
暴力的になるだけでなく
- 集中力の低下
- 社交能力の低下
などの悪影響があります。

症状5. 心の病(精神病)にかかる
周りとの関係を維持できなくなった結果、

とさらに自分を追い込みはじめると、ゲーム依存症だけでなく、精神病になる可能性があります。
ゲーム依存症は世界問題になっている
病的ゲーマーと判断された子供のゲームプレイ時間は1週間に24時間と、病的ゲーマーでない子供の約2倍だった。このほか、学校で注意力散漫になりがち、成績が低い、健康問題がある、「中毒になっている」と感じるなどの傾向が見られた。ゲームのために盗みをしたケースもあったという。また病的ゲーマーはそうでない子供と比べて、注意欠陥・多動性障害と診断される可能性が2倍高かったとアイオワ州立大学の心理学助教授ダグラス・ジェンティーレ氏は報告している。

クラスの人数が平均40人とすると、4人はゲーム依存症。
スマホが普及してからは、急激にゲーム依存症の人が増えていますよね。
ポケモンGOにはまってトラブルに巻き込まれてしまった16歳の少年がいました。この少年はもともとゲーム依存症の患者でしたが、路上を歩いてポケモンを捕まえるポケモンGOに熱中するあまり、路上で成人男性と衝突。殴打されケガをしてしまいました。
引用元:子どものゲーム依存症を軽く見てはいけない
ポケモンGOだけではありませんが、スマホゲームは多くの人のゲーム依存症の入り口です。
このように各国でゲーム依存症は問題視されています。
ゲーム依存症かどうかチェックする

自分がどれだけ依存症なのか、ぜひチェックしみてください。
- ゲームをしている時間を聞かれ、実際の時間より短く言う。
- やるべきことよりもゲームが優先
- 現実の世界より、オンライン上の友達の方が多い。
- ゲームをしていないと退屈でむなしくなる。
- 夜遅くまでゲームをしていて、体調が悪かったり朝がつらい。
- ゲームを始めると、なかなかやめられない。
- ゲームをしていない時でも、頭の中でゲームのことを考えてしまう。
- 自分の身の回りの問題よりもゲームが気になる。
- ゲーム中に邪魔をされると腹が立つ。
- 普段は憂鬱だが、ゲーム中は気分が良い。

改善するように努力しないと、後戻りできない可能性があります。
ゲーム依存症になりやすい環境・心理状態

カンタンにまとめると以下の3つでしょう。
- 毎日ゲームをするのがあたりまえ
- いつでもゲームをできる環境にいる
- 心理的にゲームに逃げている
① 毎日ゲームをするのがあたりまえ
- 学校から帰ってくると、なによりも先にゲームの電源をつける
- 食後、すぐにゲームの電源をつける
- 外出する時もゲーム機を持ち出す
やるべきことよりもゲーム、という状態だと要注意です。

② いつでもゲームをできる環境にいる
- 自室にゲームがある
- 電源ボタンを押すだけでできるようになっている
- 親が注意をしない
環境は工夫すればすぐに改善できます。

③ 心理的にゲームに逃げている
- いじめにあってゲームをやっていないと落ち着かない
- 友達が少ない
- ゲーム以外の趣味などがない
- 家族との会話が少ない

両親が共働きだと、相談や話しをする相手がいないのでゲームに逃げちゃうんですよね。
その状態にいる人にオススメしたいのが、『ゲーム以外のなにかに挑戦する』ことです。
ゲームを忘れるぐらい夢中になることを探してみましょう。すぐに見つかるものじゃないから焦らないでね。
ゲーム依存症の対策・脱却方法

ここではシンプルに『親がすべきこと』と『子供自身がすべきこと』に分けて説明します。
親がすべきこと
- 学生の間は、できるだけゲームに触れさせない
- 子供とゲームの時間などのルールを作る
- 子供部屋にゲーム等の電子機器を置かない
- 休日は子供と出かけたり遊んだりしてコミュニケーションをとる。
経験談からいうと、最後の『コミュニケーションをとる』が1番大事。
親が子供に遊ぶ楽しさを教えてあげましょう。

子ども自身がすべきこと
- ゲーム以外の趣味を見つける
- 散歩など、とりあえず外に出る
共通していえることは、『ゲーム以外の夢中になることを探す』ということ。
時間も忘れるぐらいハマることを見つけると、ゲーム依存症脱却は目の前です。

ゲーム依存症の治療法

- 自分がゲーム依存症だと自覚する
- ゲーム時間を制限し、少しずつ減らす
自分がゲーム依存症だと自覚する
シンプルなことですが

としっかり自覚することが大事なんです。
ゲーム依存症であり、1日のうちの時間の大半をゲームに使っていることを再確認しましょう。

ゲーム時間を制限し、少しずつ減らす
リハビルをしていく感覚ですね。
急に『一切ゲームしない』とするのではなく徐々に減らす。
- 1日2時間だけ
- 1日1時間だけ
- 1日30分だけ
- しない
のようにステップを踏んでいきましょう。
まとめ『ゲーム依存症はリハビリ次第で改善できる』
ゲーム依存症はほんとうに恐ろしいです。
ぼくのように、周りをを見失うほど熱中しているひとも多い。
ゲームをやることが悪いとはいいませんが、適度にしておかないと本当にやりたいことをできません。
