先日、特化ブログ(非公開)を運営するりくさんと会ってきました。
りくさんいわく、「雑記ブロガーにいいたいことが多すぎる」ということなので、会話の中ででてきた話をまとめました。
戦略的な特化ブロガーからの意見なので、雑記ブロガーは知っておいて損はないですぜ!
「雑記ブロガーにいいたいこと」の結論はこちら。
- 記事のはじめに結論なさすぎ
- わかりきった内容をいちいち書きすぎ
- カテゴリーが雑すぎ
- 同じ語尾が続きすぎ
- 見出し下に画像より文中のほうがいい
- アフィ貼るならもっとわかりやすく
- 冒頭に吹き出し2ラリーはやめて
カンタンに説明していきますね。
① 記事のはじめに結論なさすぎ
はっきりいって、記事は1つ目の見出しがくるまえに結論が書いておくべきです。
この記事でも「まず「雑記ブロガーにいいたいこと」の結論はこちら。」とはじめに内容をリスト化しています。
読者は記事を読みたいんじゃありません。情報を知りたがっています。
つまり、冒頭の見出し前にはこのぐらいの情報はつめておこうという話。
- どういった人に向けての記事か
- その記事にはどういった内容が書かれているか
- 結論
「誰に」「何を」届けるのか明確にしていないかぎり、読者は読んでくれません。
読んでくれたとしても、「むだに長いな…」とあきれてしまいます。
入店したらすぐに料理を提供できるレストランのように、きてくれた読者にまっさきに情報を提供しましょう。
はじめに結論を書いたら、そのあとは補足のように説明をする感覚でいいです。
この記事だって、結論ははじめに書いていますからね。
見出し内では、「なぜなのか」を解説しているだけです。
② わかりきった内容をいちいち書きすぎ
たとえば「洗顔のコツ」についての記事なのに、1つ目の見出しに「洗顔とは?」と書いちゃう。
読者は「コツ」を知りにきているので、そもそもの「洗顔とは?」なんて説明はいらないんですよね。
どうしてもいれたいなら、別記事で「洗顔とは?」という内容を書いて内部リンクを貼っておきましょう。
と誘導してあげましょう。


③ カテゴリーが雑すぎ
記事を「未分類」というカテゴリーにいれちゃってたら、今後やめましょう。
これほんとうもったいなくて、めんどくさくてもカテゴリー整理はきちんとしておきましょうね。
カテゴリーはいわばサイトのマップ。
カテゴリーがきちんと設定されていないのは、読者に地図を渡さず旅にいかせようとしているようなものです。
具体的なカテゴリー整理は「ブログの雑なカテゴリーは読者が迷う。具体的なカテゴリー整理のやり方!」を参考にするとわかりやすいです。

④ 同じ語尾が続きすぎ
語尾は文章の「おしり」の部分です。
このように同じような語尾が続くのはリズムが悪い文章です。
ここまでの3行は、実際に「です」で3回連続しめている文章です。
「です。です。です」となると違和感が半端ないよね。
Webライターの佐々木ゴウさん記事「語尾のリズムに注意するべき理由と、よくつかう語尾8選」を参考にすると、語尾のパターンはこれだけあります。
- ません
- 体言止め
- から/ので/ため
- もの
- 〜ね
- 「」にして、会話調にする
- 疑問
- ください
ですます調でも、語尾をつかいわけて文章のリズムをよくすると、読者はすらすらと心地よく読むことができます。
2回連続おなじのが続くとイエローカード、3回目でレッドカードとして覚えておきましょう。


⑤ 見出し下に画像より文中のほうがいい

このように見出しの下に画像を貼るのがいい、とされていますが、実際にはどうなのかなって話です。
見出し下の文章が長くなり、ちょっとした休憩ポイントとして画像を挟むのがいいのではないでしょうか。
見出しだけでも、読者にとっては手がとまる休憩ポイントなので、+画像をしなくてもいいと思うのです。

⑥ アフィ貼るならもっとわかりやすく
「雑記ブロガーってリンクを1つしか貼らんよね」とりくさんはいってました。
「公式サイトはこちら」というリンクをぽんっと置くだけ、とかセールスする気あるの?ということ。
リンクばかりおいて踏ませようとするのはお門違いですが、下記のような表現は組み合わせたほうが読者に伝わるのではないでしょうか。
- リンク文字
- ボタン
- あわせて読みたい(関連記事の場合)
- バナー
たとえば、ぼくのTwitterに誘導するときに、「りっくんのTwitterはこちら」とだけ書いているよりも、
のように、ダブルで設置したほうが「リンクですよ」ってことが伝わるのです。
すべてのリンクでこれをするとうざったいですが、強めに推したいときには有効な手段でしょう。
ボタンだけだとリンクとおもわない読者もいるので、「リンクだよ!」ということを全力で表現していきましょう。

⑦ 冒頭に吹き出し2ラリーはやめて



みたいに記事の冒頭から「吹き出し機能」を使って導入する形は「見にくい!」ということです。
上手くつかえば導入としては効果的ですが、ほとんどが茶番すぎて「さむい」と思われている可能性があります。
サムイ吹き出しを使わないための対策がこちらです。
- 1つの見出しの中に1会話のみ
- 左右に振らず、吹き出しはどちらかに固定
ここまで記事を読んでくれたなら、意味が伝わりますよね?
関連記事【運営報告】8万PV、収益5万円達成!吹き出しが最強すぎる


おわりに「読者に伝わりやすく、混乱しないように」
自分だけが読みやすい記事だと、読者にはたまったもんじゃありません。
「もっと結論がぱっと書いてくれてたらな」
「どれがリンクなんだろ…」
「文章のリズムがおかしいな…」
とモヤモヤしている読者はそこら中にいるはずです。
そのモヤモヤを解決してあげられるのも、ブロガー、つまり書き手しかいないのです。
書き手がどれだけ読者のことを考えているか、想像しているかで記事の読みやすさは変わります。
ここまで解説した「特化ブロガーが雑記ブロガーにいいたいこと」はこちら。
- 記事のはじめに結論なさすぎ
- わかりきった内容をいちいち書きすぎ
- カテゴリーが雑すぎ
- 語尾が同じのが続きすぎ
- 見出し下に画像より文中のほうがいい
- アフィ貼るならもっとわかりやすく
- 冒頭に吹き出し2ラリーはやめて
こうやって、記事の最後に内容を「おさらい」してあげると、読者は読み終わったあとにも頭に残るので満足感を与えることができます。
ここまで読んだあなたはきっと、「スラスラ読めた」「これは盲点だった」「改善しないとな」とツイートで拡散したくなったでしょう。
ちなみに、こうやって最後に読者の気持ちや行動の選択肢を書いておくと、読者は迷うことなく行動してくれます。
「あわせて読みたい!」と関連記事を貼ってもいいですし、「公式サイトはこちら!」とアフィリエイトに誘導するのもいいでしょう。
読者の気持ちも行動も左右するのは、記事の文章や表現ということを忘れないでくださいね。
ではでは〜!!