「結果をだしたくて勉強しているけど、なかなか行動量が増えない…」
そんなあなたへ、原因と解決策をお伝えします。
最後まで読めば、いま抱えている矛盾をすべて解消できるはず。
勉強しすぎは「悪」である
先日、とある書籍を読みました。
このなかでも「マインドコントロールの原則」が非常に興味深かったんです。
これらの条件が揃っていると、人はマインドコントロールにかかりやすいとのこと。
ぼくが注目したのは「情報過多にすること」の部分。
ここに「勉強しすぎ = 悪」の理由が詰まっていました。
人は情報を浴びすぎると頭が回らなくなる
情報が多すぎると、人間は考えることをやめます。
なぜなら、1日で使える脳のリソースが限られているから。
数学の勉強でも、公式は1つずつ学びますよね。一気に5つも覚えようとしたら頭がパンクしてしまいます。
1日に考える力が100%あるとして、5つの公式にわけたら1つに「20%」しか使えない計算です。
それなら1つの公式に100%使ったほうが効率的じゃないですか。理解していない公式なんて覚えても仕方ないし。
ちなみに、洗脳にかかったひとを助けるときは「何時間も質問をする」という手段をとります。
ちなみに、情報過多でも人は判断能力を失うらしい😌
洗脳をとく手法として「何時間も質問をしつづける」があって、それは情報量で思考をバグらせるとのこと。
ボーッとSNSをみている時間も、人間の脳にとっては情報過多だから気をつけないとね。
— りっくん (@rikkunblog) July 15, 2022
これも情報を浴びさせて、頭の思考回路をとめるためですね。
頭が回らない = 勉強してもムダ
「頭が回らなくても勉強量は必要」と思われがちですが、そうでもありません。
思考がにぶっている状態では、どれだけ勉強してもムダです。
たとえば、英語の勉強では「成績を上げたい」「喋れるようになりたい」という目的がありますよね。
仮に1年間勉強して「成績がまったく上がらない」「喋れるようにもならない」だったらどうでしょうか? 嫌ですよね。
ビジネスでも同じです。3ヶ月必死にいろいろ勉強したのに1万円すら稼げませんでした、なんて悲しいじゃないですか。ぼくだったら大号泣です。
情報は理解できて、かつ使えてこそ価値があります。理解すらできてないのは論外。
では、どうすれば理解が深まるのか? 勉強した気になるのを防げるのか?
それは「インプット量の制限」です。
インプットは増やさず「減らしていく」
物事への理解を深め、結果につなげるなら「インプットの制限」をしましょう。
勉強時間は最低限に、試行錯誤は最大限に。
数学も同じで、教科書100ページ読んだからといって問題を解けるようにはなりません。
公式だけサラッと勉強して、問題集を100ページ解いているほうが効率的ですよね。
これはSNSやブログでの発信も同じこと。
もちろん基礎は大切です。
しかし、あれこれノウハウを集める時間があるなら、1つツイートするなり、1つ記事を作るなりしたほうが結果でますよ。
勉強に100時間つかった人と、コンテンツ制作に100時間つかった人、どちらが結果に繋がるか考えたらカンタンな話です。
結果を求めるなら、勉強ではなく、実践を増やしていきましょう。
制限があると生産性は高まる
「でもインプットを減らすと非効率になるんじゃ…」
大丈夫です。生産性は落ちません。
理由はかんたん。制限があると「工夫」が生まれるから。
想像してみてください。
あなたには、明日の19時から大好きなひとと会う約束があります。
でも普段は19時、なんなら20時に退社するような残業ライフを送っています。
「明日こそは早く上がるぞ…!」
そう心に誓ったあなたは何をしますか?
「仕事は18時まで」という制限ができたことで、もっと効率的にできないか考えますよね。
いつもなら気にしていなかったエクセル操作も、1秒でも早くできないかと工夫するはず。
こうして生産性の向上につながるわけです。
もうひとつ面白い事例があったので貼っておきますね。
「ブラジル農業に“生産性”という概念を持ち込んだのは日本人移民である」
〜〜〜中略〜〜〜〜
「耕作面積を 10倍にして収穫を 10倍にする」、というのがそれまでのブラジルのやり方でした。そうではなく、いままでと同じ畑で 10倍収穫できる工夫をしようというのが日系人の持ち込んだ方法です。
収穫は同じ「10倍」でも土地はブラジル方式の 10分の1で済むし、移動時間や必要な水の量など、それ以外のコストだって1の面積を耕作する方が圧倒的に低いはず。
つまり日系人の方法は圧倒的に効率的=“生産性が高い”わけですが、じゃあ、なんでブラジル農業には“生産性”という概念がなかったか?
これは日本人の教育水準とか能力とかとは全く関係なくて、単に「日本は狭いから」ってことなわけです。
生産性とは、「アウトプット÷インプット」の比率です。
インプットされるのは、労働力とか土地面積とかお金とかいろいろですが、農業における最も重要なインプットの一つである土地が、日本は非常に狭いんです。特に小作農の場合は、勝手にそのインプットを増やすことはできません。だから、同じインプットからアウトプットを増やそうとするわけです。
一方のブラジルでは土地は無限に近い。だから、アウトプットを増やしたければインプットを増やせばいいという発想になります。生産性なんて気にする必要はない、だから誰も工夫をしようとしなかった、わけです。
引用元:インプットの最小化が、その答え
余裕があると、ひとは考えるのをやめます。
考えなくてもなんとかなるから。
そして怠惰になり、非効率になる。
これで(情報や時間の)制限が生産性を高める意味がわかったかなと。
情報から離れ、孤独になる
そう考えているなら、まずは情報から離れ、孤独になりましょう。
「あっているかな…」「あんまり進まないな…」と思っても、決してSNSは開かないこと。
Twitterなんて開いたときはジ・エンド。
試行錯誤に使うはずだったエネルギーの無駄遣いになります。ガソリンをこぼしながら走っている車と同じ。浪費しない。
あれこれ試しているときは不安になるものです。情報に触れて安心したくなるのもわかる。けど絶対にダメ。
孤独と向き合って、黙々と手を動かしつづけた人が結果をだせる、これだけは覚えておいてください(自戒を込めて)
勉強するときも「今日は○○について学ぶ」と1日1つルールを適応しましょうね。
最後まで読んだのなら、感想ツイートもサクッと書いておくこと。みただけで満足しない。
自分の言葉としてまとめられてこそ価値があるので。
「アウトプットできた量=記憶量」です。なのでアウトプットしない限り観察力は磨かれません。

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